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⑦東京は働くところではなくなる?③

 日本全国から人を集めようとした国の政策は、より世界から人を集めようとしたと言えます。それがオリンピックの開催であって、新設のホテルや沿線各駅の再開発であったことは明らかです。

 しかしそれら全ての計画は、コロナウィルス被害でゼロの状態にしてしまったと言えるんですネ。

 この状態とはどんな好意的に考えても、来年のオリンピックの開催は無理になったとしか言えません。それは現在でもロシア・ブラジルなどの国は感染者が増加していますし、アフリカでの感染も始まったばかり。

 この状態の上に、ワクチンの開発が来年以降と聞きましたら、オリンピックに参加する選手ばかりでなく、海外から観客が日本にやってくるとは思えませんから。

 この状況を知ったらもはや東京は元には戻れない、以前のような働き方はできなくなったと判断しなければならないのです。

 緊急事態宣言が解除され東京のサービス業が再開したからと、地方からの客がどっと訪れることはありません。プロ野球もやらない相撲もやらない、ディズニーランドもやってない東京に地方の人は魅力を感じません。

 それに東京は日本一危険な街ですから、地方の人はわざわざ危険な場所に足を向けるとは思えません。現在の地方人は、東京の人間に極力来てほしくないと思っているのですから。

 当然海外からの客も、元のように来てくれるようになるのはいつのことになりますか。それはコロナウィルスが世界中でまん延しているという理由以外に、東京はこのコロナウィルス被害の対処方法で世界から大きく信用を失ってしまった。この信用回復には、長い時間がかかるとしか言えません。

 そんなこんなの理由から、現在の、そしてこれからの東京は働けない街化してしまったと判断しなければならなくなった。

 そんな東京が元に戻るまで待っていたら、飲食業や販売店、娯楽施設やタクシー会社などのサービス業では当分の間働けるようにならないこと。

 その間国からの援助は、一般人も学生も一度だけ10万円が支給されるだけのよう。これでは生活成り立たないでしょ。

 コロナウィルスの終息がいつになるのか分らない、終息したらからといつになったら働けるようになるかも分らない。そんなところで働くこと考えていたら、全員生活保護者になってしまう可能性が大きいのが現状なんです。

 そんな理由だけで地方で暮らしませんか?とは申しません、なぜって地方でも、飲食業や旅館やタクシー会社などは同じ厳しい環境を強いられている。しかしここで考えて頂きたいのは、一度田舎に帰られてこれからのこと考えてほしいのです。

 これから成長する業界とは、言うまでもなくネット関連。その点に注目したら、何も東京で働くことにこだわることないと思います。さらにもう一つ知っておいてほしいのは、これからはどこで働こうと、しばらくの間は低収入を覚悟しなければならないってこと。

 そう考えられたら田舎に帰って経費を減らし(家賃や生活費)、低収入での生活に耐えながら次のチャンスを待つ。その期間は、地方での方が絶対に良いとしか言えないんですよ。

 国の提唱する働き方改革を、コロナウィルスが促しているように感じます。これからは労働者一人ひとりが、自分の働き方を考えなければならない時代です。そう言えるのは、日本の全労働者がこんな状態に置かれておりますのに、国は一律10万円しか支援してくれない現実。

 この国の政策に従っているだけでは、国民総貧乏生活を余儀なくされてしまう。まさに日本の労働者は、考えなければならない時代と言えるでしょうか。


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