貧乏時代の傾向と対策⑵
- 活性化コンサルタント・川原徹夫
- 2020年8月1日
- 読了時間: 2分
これからの日本経済はどうなるか、その答えは今までのグローバル経済政策から国内経済回帰への変化を避けられないと思えます。なぜならコロナ禍は、世界のサプライチェーン環境を壊してしまったと言えるからです。
コロナ被害は安い賃金を求めて海外に進出し、それぞれの国で作ったものを寄せ集めて完成品にするサプライチェーン方式を否定することになりました。現在のアメリカに代表されるコロナ感染状況は、他国の生産環境に期待できない状況としか言えません。
それは各国のコロナ対策、コロナ感染の終息状況次第で製品の供給はストップしたまま。その状態をそのままにしていたら、日本企業の製品の供給状態の見通しも立たないことになってしまう。
グローバル政策とは、世界の国々が健全であって初めて運用可能になるもので、今回のような疫病被害に遭った場合、意外にろいものであったことが明らかになりました。
この問題に対してどう行動すべきは、サプライチェーン体制を国内に回帰させる以外に考えらえれません。その全てを国内にという訳には参りせんが、単に賃金が安いだけの地域に進出して、安価な製品を得て完結させるという方法から、少々単価が高くても国内生産して安全性を求める方が最終的には得であることをコロナに教えられたと思います。
残念とは言え観光立国を掲げた国の政策は、コロナ禍以降復活するのは向う5~10年かかると思われます。ですからその観光政策の中央にに組み込まれた東京の再生も、その期間低迷したままになる?
そうかと言って地方経済は大丈夫かは、コロナ不況の影響は地方とて同じ。しかしこれから先、日本企業の国内回帰が始まるとしたら、それは日本の地方になることは間違いありません。
日本のどこで暮らそうとも、これから始まる貧乏の時代を過ごさなくてはならなくなる。そう考えたら、あなたは都会で?or地方で?
もしそのどちらかで悩むことがあったら、本ブログを参考にして下さい。

(家味さんに犬乗り?、在りし日の我が家のお馬鹿犬・みみ)
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