日本の再生は東京以外の地域がけん引する?
- 活性化コンサルタント・川原徹夫
- 2020年9月25日
- 読了時間: 3分
・地域にとっての幸運と不運 現在何も起こらない地方の片田舎に住んでおりますと、日本中の地域にいろいろなことが起っているという印象。もちろんこうお話する中には、最大のコロナ被害地域である東京も含まれます。 その東京はオリンピックの延期⇒中止?の影響を全国に及ぼし、日本経済再生の道筋さえ見通すことができない程。このような環境に置かれている我が国は、どこからどうやって復興の糸口を見つけたらよろしいのでしょうか。
この状況を山奥に住みます活性化コンサルタントのわたくしが察しますと、それは東京からではなく、他の地域から発するのではないかと思えるんです。 なぜなら東京が日本の中心であることを意識すればするほど、東京の感染者の数に全国が一喜一憂する。その国民の意識とは、東京で感染者が出てる限り東京への移動を躊躇する・東京からの移動を止める行動に始終してしまう。 特にオリンピックの延期、もし中止にでもなったら、東京は死に体と化してしばらくの間立ち直ることができないのはないかと思えるんです。 オリンピックがなくなったら、横浜のIR施設計画も中止に?。そんなこんなの流れを見ておりますと、世界からのお客はもちろん国内の旅行客もコロナが収束しない限り東京に戻ることはない?
この状況をわたくしは東京は東京という地域として、この時代に不運な立場を押し付けられているとしか思えないんです。 しかしそんな不運地域・東京に代わって、今だから幸運な状態に置かれている地域があるんです。その地域とは大阪。なぜ大阪が幸運な立場と言えるのかは、言うまでもなく5年後の2025年万国博覧会を計画しているからに他なりません。 方や2020年のオリンピック延期、2021年開催も未定?の不運な状態に置かれている東京に対して、大阪は2025年に万国博覧会を予定しているという幸運。
その2025年とはワクチン開発・接種、コロナ終息⇒インバウンド入国許可が予想され、改めて海外からの日本への旅行者爆増のきっかけになると予想できるんです。 ではその時の東京とは、オリンピックの延期・中止が起っていたとしたら。その時の東京は大阪の万国博覧会に集まるインバウンドの二次会場として、その立場で行動すればいいと思うんです。

各種Gotoキャンペーン事業は、我が国が観光と各種サービスを基本として経済活動を進めようとする計画。そこにはどうしても、海外からの観光客増加を図る必要がある。 しかし東京の目玉はオリンピックですから、関係者が無理しても実施する発しておりますけど、選手来ない・観客来ないオリンピックでの経済効果など期待できるとは思えません。 そう考えて、早々に東京=オリンピックでの経済再興は諦めて、これからは大阪=万博で日本経済再生を計画する。幸いにも大阪は都構想を計画中、まさに日本の再生を東京都と大阪都で進める計画にしてはいかがなものか。 そのどちらが主役になりましたとて、日本経済ができるだけ早く再生した方がいいに決まっている。低迷する東京に代わって、今こそ大阪の出番と言えるでしょうか。【続く】
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