副業・複業・兼業とは、小企業起業行動です
- 活性化コンサルタント・川原徹夫
- 2020年9月13日
- 読了時間: 3分
アベノミスはお任せ内閣でした。それは遡って小学校での英語教育に関しても、現場の先生にお任せ。コロナ禍にあって全国の学校一斉休校も、後のことは教師と親にお任せ。
さらに全国一律支給10万円付いても一度の支給で終わりで、後のことは自分で考えて。でしたしたし、店舗の休業補償だって家賃は毎月かかるのに一度で終わりってもの。
そして次の総理大臣にはアベノミス番頭・菅さんがなるらしいですから、その政策に代わることなし?。ちなみにその菅さん《自助・共助・公助》とおっしゃってるから、まずは個人で頑張ることを望んでおられるってことが判ります。
でもこのコロナ禍共助=会社からも何もしてもらえそうもないですし、公助もお任せ内閣じゃ国民どうしたらよろしいのか。こんな状況なんですから、これからは小企業起業行動=自助が不可欠になるんです。
ちなみに昨年台風被害に遭った千葉県の被災地は、未だ修繕・修復には至っていないことが判ります。その理由は被害期間が長くなりますとボランティア(共助)も来なくなり、公的資金も配布されることはないことで放っておかれたままってこと。
この状況はコロナ禍で収入が減って、生活に窮したからと共助も公助もなされないと理解する必要があります。そんな時代に考え行動しなければならないことは、自助、すなわち小企業起業行動としか言えなんです。
現在のお勤め環境にそれぞれ違いがあることと、個人の考え方に差がありますから、皆同じをご提案はできません。ですから現在の勤務環境を、まず見直して下さい。例えば
➀週40時間勤務のフルタイム、残業時間40時間/月
時給900円として✖8時間=7,200円✖20日=144,000円/月
+残業代(25%up)45,000円=収入総額18万9千円
⇒これで納得なら我慢。
②週40時間勤務のフルタイムで、残業なし
時給900円✖8時間=7,200円✖20日=収入総額14万4千円、時間あり
⇒即小企業起業を考えるべき。
③週40時間勤務のフルタイムで、サービス残業あり。収入総額14万4千円で時間なし
⇒即転職すべき。
この3つの労働環境の内、これからの会社員の環境とは③が多いのではないか。その③の場合就社すると労働条件とはサービス残業があったとしても、従業員はその労働条件に従わなければならないもの。
しかしその条件下では小企業起業行動など取りようがないことになりますから、わたくしは即転職をお奨めするんです。もし➀であれば我慢できる、でもその収入はずっと変わらないと考えておく必要がある(残業減りダウンも)。そこでこれからのことを考えますと、一番良い環境とは②で、この立場だからこそ小企業起業実現が可能と言えるものですから。
ここまで副業ってことに付いてくどくどとお伝えしてまいりましたのは、もうこれから会社も国も個人に気遣ってはくれなくなったことを理解してもらいたいからなんです。
そういう会社には、最初から勤めちゃダメ。とにかく小企業起業を実現できる労働環境確保して、これからに臨むことを考えてほしいと思っています。だってそうしなければ、貧困層に追いやられてしまいますから。
これからの一億総下流社会の時代に合わせて行動すべきは、《一億総起業家意識》が不可欠になる。この点をどうぞ、ご理解下さいますようお願い致します。
次回からは小企業起業に関する考え方、進め方に付いてのあれこれを語ってまいります。
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