『魔空空間?』から逃れる方法
- 活性化コンサルタント・川原徹夫
- 2020年12月17日
- 読了時間: 3分
コロナは我が国の労働者を、貧乏層空間へ導こうとしています。それは長いデフレ状態に置かれた我が国では、平成の30年間で収入はほとんど上がっておらず、非正規社員の割合が4割にも及んでいることからもうかがえます。
そこにこのコロナですから、我が国労働者のこれからの賃金はどう予測したらよろしいのか。それはあえてわたくしが申し上げるまでもなく、誰でも予想できることでもあります。
添付写真は2007年に出されました著書ですが、まさに現代でも通用すると思える表題なので、森永さんに無断で(<m(__)m>)取り上げさせて頂きました。
この年収120万円に付いては、とある会社員とホリエモンのやり取りにありましたように、正社員で12年勤めて手取りが14万円しかもらえておらず
「もう日本終わってますよネ」
のお話。
ホリエモンは給料上げてもらう努力していないんだから、それは自己責任だと突っぱねている。まあそのやりとりに云々言う気などありませんけど、問題はこの会社員がいることとその賃金で働かせている会社が存在することなんです。
そもそもわが国では年功序列の働き方が一般的でしたから、与えられた仕事に従事してさえいれば給料もボーナスも上がるものと決まっていた。ですからこの時代には、この会社員のような現実があちこちで起こっていると判断すべきです。それは少なくても、ホリエモンのような人はこの世にそんないないのですから。
我が子が小さい頃、宇宙刑事ギャバンなんてTV番組ありまして、そこでは宇宙犯罪組織マク―の首領、ドン・ホラーが“魔空空間に引きずり込め!”なんて発してたの思い出しまして。その空間とは引きずり込まれるだけで、ギャバンはパワーを落としてしまうエリアで厳しい戦いを強いられるってものでした。
そんな子供番組引き合いに出して不謹慎?と思われても、そこに引きずり込まれてしまったのが前述した会社員と思えるんです。与えられた仕事しかできない、あるいはその仕事しかやる気がない。それはまるで、魔空空間で身動きできないと同じ?
それがホリエモンの言う通りこの会社員の努力不足なのか、あるいは会社の業績悪く頑張っても収入は増えない状況なのか。どちらにしてもそこが魔空空間と判断できたら、ギャバンのようにそこからの脱出を図らなければならないことは明らかです。
これからの一億総低収入時代とは、この魔空空間、すなわち貧乏生活空間に引き込まれない努力が求めらること。だから脱出して下さいと申し上げてる、脱出しやすと思われる地方の扉から。
何度も申しますけど、わたくしはただ
・地方で暮らしませんか?
・農業を始めませんか?
・老後を地方でのんびりとはいかが?
なんてことお奨めしてるだけじゃないんです。
それはこれからの時代に『魔空空間』に引きずり込まれることなく、地方活かして、これから広がるであろう魔空空間からの脱出計画を立てて下さいとおススメしています。なぜならこの魔空空間に居続けたら、きっと後悔するのじゃないかと心配しているだけなんです。
わたくしの心配が正しいかどうか?、人それぞれですから、そう思わない方もおられるでしょう。しかしそう思われない方も、今やっておくべきは、ご自分の5年後をシミュレーションをしておくこと。
・これからの収入見通しは?
・今の会社状況は?
・転職の必要有りや無しや?
・スキルアップを図る気持ちがあるか?
・起業を考えられる意識があるか?
などをチェックしておくことです。なぜ5年後かは、コロナ禍の5年後の働き方は今とは大きく変わると思えますから。
その5年後を自分なりに予測し、今から上記以外にも自分の未来をしっかりシミュレーションして下さい。次回からはその魔空空間からの脱出計画に付いて、お話させて頂きます。

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