創職意識
- 活性化コンサルタント・川原徹夫
- 2021年1月6日
- 読了時間: 3分
1.仕事がなくなる
まあこのお話は多くの方がご存知の通り、
その➀IT・AIが主に事務系職種をなくしてしまうと、かなり以前からいろいろな分野で予想されておりました。確かにその予想は過去にパソコンが企業社会に導入された折、大量のソロバン職やタイプライター職が仕事を失くしてしまったことで理解できるのです。
ことが事務系職種だけならばその分野の人だけが心配すればよいと思われますが、さらに
その②として、ロボットの需要が大幅に増加するという予測。それは特にサービス職で、3密を避ける手段としての採用が急速に進むことが予想されています。
古くはバブル経済時代に生産工場でファクトリーオートメーション化が盛んに進められ、機械から機械、工場から別工場へ、さらに倉庫へとロボット化が進められました。その時代の大量のロボット採用の根拠は、人の年間経費とロボット導入費用の比較検討。その、双方の年間費用が同一と判断された時、工場内ロボットの普及が急速に進んだと言えます。
なぜならロボットは24時間労働当たり前な上に、作業中ミスすることはありません。かくしてこの工場内におけるオートメーション化は、現在もより高度化して進められています。
他方現在のサービス業におけるロボット普及度はイマイチですが、3密が憂慮されるコロナ禍では、人よりもロボットに客と接触させた方が安全。現在はサービス業の人件費よりロボット導入経費が高いことでの現状と思えます。
しかしロボットとは生産台数が増えることでコストが下がるものですから、ファクトリーオートメーションが進んだ時と同じように、コロナ禍が長引いた場合一気に増えるであろうことは容易に予測することができるのです。
その③コロナで会社の数が激減することは、
A・コロナが進める中小企業倒産による職場減少
B・コロナ禍での非正規社員の雇い止め・正社員の首切りによる減少
C・国が進める中小企業の統廃合による職場の減少
の3つのことがいっぺんに起るということ。こんなことは過去にはなかったことですから、まさに今まで経験したことのない状況と言えるんです。
この③の内Aに付いては現在国の支援でなんとか増加を防げておりますが、コロナがもし長引いたら、その度合いを急速に進めると思ってよろしいでしょう。そしてこの状況が危険と思われるのは、コロナの収束には4~5年の歳月がかかると専門家が予想していること。
それは、その環境がニューノーマルとして定着してしまい、以前の仕事に戻れなくなるという意味なんです。そんな時代が始まろうとしている今、あなたは何を考えこれからを進もうと思いますか。
そんな時代の訪れを察知して、わたくしは多くの方々に《創職意識》を持って対処して頂きたいと思っています。本ブログその詳細をお届け致しますので、参考にして下さい。

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